[Bass] 「Mayones」のベースを試奏してきた
(Photo by
三木楽器)
試奏してすでに数日過ぎていて現在すでにHOLD状態になっているものですがとりあえず感想を。
ハイエンドベースに引けを取らないハイクオリティのベースなのにコストパフォーマンスの高い「Mayones」のベースですが、今回は「Jimmy Haslip(ジミー・ハスリップ)」氏が使用されてらっしゃるという「COMODOUS」シリーズの6弦を試奏しました。ジミー・ハスリップ氏といえば「Roscoe(ロスコー)」を愛用されてらっしゃることで有名で彼のシグネチャーモデルも存在しますが、今回の「COMODOUS」は何か特別な仕様に変更されているわけではなく、全て標準仕様らしいです。そういう事からも、この「COMODOUS」のクオリティの高さが伺えます。ちなみにこの6弦仕様の「COMODOUS」は日本初上陸だそうです。
アッシュボディをベースにアイ・ポプラというバールメイプルのような杢目が印象的なトップ材を使用していて、いかにもハイエンドといった佇まいです。個人的にこういった杢目は好みではないですが、お好きな方にはたまらない仕様だと思います。
実際に弾いてみると低域がたくましく、それでいて透明感のある気品に満ちた音なんですが、「Aguillar(アギュラー)」のプリアンプでブーストしてやればギラギラしたパワフルな音になったりコロコロし丸い音になったりと変幻自在で、さらにマスタートーンが付いていたりと音作りの幅はとても広いです。演奏性も良く、思ったより重くありませんでした。とても扱いやすい6弦だと思います。
ただ、楽器の出音に少し味付けをすつ程度のナチュラル系プリアンプが好きな私にとっては「Aguillar」のような派手なタイプのプリアンプはあまり性に合いませんでした。個人的には「Glockenklang(グロッケンクラング)」や、ピックアップと同じ「Bartolini(バルトリーニ)」の「NTMB」との組み合わせなんかで弾いてみたいですね。
ハイエンドと肩を並べる上質なベースをハイコストパフォーマンスで得ることができる「Mayones」の「COMODOS」、是非お試し下さい。
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<関連リンク>
Mayones公式サイト
Mayones(Sleek Elite)
MAYONES[MAYONES] COMODOUS-6st(NAT/Gloss)
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