[Bass] ピックアップ変換&Xotic XB-2(6弦)を試奏してきた
先日、現在メインで使用しているベースにQ-tunerというピックアップ(以下「PU」)を取り付けてもらったのですが、結局元のPUに戻してもらいました。
音質面では綺麗なハイが出たりと、個人的感想としては悪くなかったのですが、ピックアップ本体の高さがかなり低いので、本体をフィンガーレスト(指置き)にしている私にとっては演奏面でかなりきついものがあり、あとQ-tunerのPUが使用しているネオジム磁石が持つ強力な磁力のせいでしょうか、ハイフレットでロングトーンを出すと音がトレモロのように強く揺れるのが発覚し、PU本体やポールピースの高さをかなり下げても満足の行く結果は得られず、そういった総合的な面を含めて元に戻すことにしました。
と言っても、元々ついていたPU(
DimarzioのDP549[Ultra Jazz 5 set])に大きな不満があるわけではなく、DP549よりも好みの音が出たらいいなーというギャンブル要素を含んだ試みだったので、結果としては残念でしたが、ネオジム磁石を使用したPUの未来は面白いことになるのではないかなと感じました。
そしてその元通りになったベースを引取りに行った際、せっかくなので今まで触ったことのないベースを試奏させてもらいました。
XOTIC(エキゾチック)というメーカーのXBシリーズ、XB-2の6弦です。元々私はベースを弾き始めた頃から5弦タイプのものをずっと使っているんですが、6弦以上の多弦タイプが持つ音域の広さに興味があり、その中でも面白みがありそうなものはないかなと物色していると、いつもの店員さんが「ちょっと珍しい木材を使用した6弦があるので試してみますか?」と言われたのがこのXOTICの6弦でした。
その珍しい木材というのはジャラというもので、そのジャラをボディ材に使用し、トップにフレイムメイプルを貼ってありました。ぱっとみた感じマホガニーのように見えたジャラですが、実際触れて弾いてみた感じとしてもそのマホガニーに音質が近いような印象を受けました。エッジの立った感じではなく、暖かみのあるまろやかな音で、内蔵されているプリアンプもそれを引き出すような味付けで、ツマミをフルテンにしても決してギラギラせず、素直に抜ける優しい高音域がとても印象的でした。個人的にはこういう優しい音も好きです。
先述通り多弦ベースの音域の魅力に憧れる私ですが、6弦以上となるとかなりネックが太くなるので、5弦時のフォームや運指のままではうまく弾けない箇所もあるので、手に入れたとしても弾きこなすようになるのには私には少々時間がかかりそうです。ずっと5弦を弾いてきた私ですが、高音弦が1本増えるとこうも違うものかと痛感させられました。
けれど近い将来、6弦にもチャレンジしたいなーなんて思っております。ここ近年、多弦ベースのレパートリーがかなり増えてきており、選択肢が増えるのは喜ばしいことだと思います。今までに使用されることのなかった木材を積極的に取り入れるXOTICに、アメリカのフロンティアスピリッツを見たような気がしました。
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