[Bass] 006P型充電池のススメ
ペダルタイプのエフェクターを使う人やプリアンプを内蔵したアクティブタイプのベースやギターを弾く人など、音楽業界では角型いわゆる006P型電池のお世話になることが何かと多いと思います。私自身もアクティブタイプのベースをよく使うのでこの006P型電池は大変重宝していますが、ただ残念なことに006P型の充電池って割と使用頻度が高い割に他の電池に比べると割高で、電気消費量の多いタイプのものを使っているとあっという間に電池切れを起こすなんてのも珍しくなく、何気にお金がかかっちゃう消耗品の一つなんですよね。それで色々調べた結果、充電できる006型電池を見つけたのでそれに移行し始めました。
その中でも今自分が使っているのが、
Maha Energy Corporationという海外メーカーの
Imedion 9.6v 230mAhです。なぜこれを選んだかというと、まず006P型の充電池という時点で選択肢がかなり狭いんですが、その中でも9.6Vというハイパワーでかつ自己放電が少なく、長期保存&使用という面で他のものより優れているというのが理由です。
前回の記事でも触れたように、電池の残量が減ってくると確実に出音に影響が出てくるものなので、できることなら電池はいつでも満タン状態が望ましいですが、使い捨て電池でそれをやるとなるとその都度新しい電池に交換するなどあまりに無駄が多く現実的ではないです。その点充電池だと本番前など大事な時にいつでもフル充電状態にすることができるのはとてもありがたいです。楽器屋さんでよく売っているハイパワータイプのアルカリ電池と比べ、音が劇的に変わるわけではありませんが安心面では大きく有利だと思います。
ちなみにこの電池の容量230mhAですが、私が最近好んで使う
Glockenklangの内蔵プリアンプ(3バンド)だと、消費電力量2.3mAhなのでちょうど100時間持つという計算です。一般の使い捨て006P型電池の容量が平均300mAhほどらしいので若干少なめですが今の所使っていて特に不自由を感じたことはありません。9.6Vなので最初は安全面を気にしたのですが、それについても特に問題はなさそうです。
この充電池は
こちらの通販サイトで購入できます。どうやらラジコンカー用パーツの販売サイトのようですが、商品の詳細にも買いてある通り、「オーディアマニア向けポータブル・ヘッドフォンアンプ(PHPA)にも最適です」と書いてありますので、そちら向けにも適していると言えると思います。
導入するには充電器などの周辺機器が必要になるので初期費用がそこそこ必要ですが、充電池の充電可能回数がおよそ1000回という事を考えると、長い目で見れば断然お得だと思います。私個人的には強くおすすめしますが、ただ9.6Vというハイパワーですので、もし使用される際はあくまでも自己責任という事でご了承下さいませ。
Comment