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2005/08/28

JAWACON 2005 EPISODE 0 “CATMAN COMES”
えーどうもこんにちは。
肌年齢だけは自信のあるおとまにあです。

昨日27日、大阪でJAWACON 2005という、
WEBアニメーションのオフラインイベントがありました。

今回、このイベントにちょっとした形で参加させて頂くことになった
んですが、それに関していくつか 悪夢のような 面白い出来事が
ありましたので、順を追ってそれをいくつか書き留めておこうと思います。

この日記はイベントレポートとは若干違いますので、イベントそのもの
に関しての詳しい内容を知りたい方は、相応のサイト様をご参照下さい。

なお、今回の日記はかなり長いです。覚悟して読んで下さい。

[2005年8月中頃 夜 自宅]

夜も更けようとしていた頃、私の携帯電話が鳴りました。
電話の相手はルンパロさんでした。

何の用だろうと思いながら電話に出ると、電話の内容は、

「今月27日に開催される"JAWACON 2005"で、作家と一般の方々との
距離を近づけたいという意図で、青池良輔さんのトークショーを開こうと思い、
そのショーの司会進行役をお願いしたい。

という内容だったんです。

まさに青天の霹靂でした。JAWACONというイベントは、普通に一観客として
楽しませて頂こうと思っていたイベントでしたので、まさか自分がその
イベントの一部をお手伝いさせて頂く事になろうとは、思ってもいません
でした。

無論断る理由なんかありません。快諾させて頂きました。そしてその際、
打ち合わせの日程は、2~3日後にまたご連絡頂く事でこの日の電話は終了
しました。



[2005年8月24日 夜 自宅]

電話がまだ来ない。

これはひょっとして、以前頂いたオファーの事は無かった事に
しようとしてらっしゃるんだろうか
と不安な数日間を過ごしていた所、
やっとルンパロさんから連絡が来ました。

その際、打ち合わせはこの日の翌日、25日に大阪は心斎橋のアップル
ストアで開催される、青池良輔さんのパフォーマンスが終了した後、
青池さんを交えて内容を説明して頂けるという事でその日の話は終了
しました。



[2005年8月25日 PM4:50 心斎橋アップルストア]

元々打ち合わせとは無関係で、足を運ぶつもりであったこの日の
パフォーマンスを見るために現場へ。するとそこには、青池さんの
奥さんこと、青池清子さんがいらっしゃいました。青池さん夫妻とは
去年の夏以来からご無沙汰でしたので、軽く挨拶した後、少しの間
談話をしようと思った矢先、清子さんの一言。

FLASH EXPO'05では散々言って下さったみたいですね(笑

返す言葉もありませんでした。

とまあ、そんな冷や汗をかいていたら、いつの間にか開演時間に。
そしていざ始まった途端、青池さんの脅威っぷりに圧倒されました。

何が凄いって、すらすらと作業を進める一方、何の引っかかりも無く
喋られてらっしゃるんです。普通、こういう複数作業を、どちらも
疎かにせず同時進行させるという事は、中々出来るものではないと
思います。

そんな有意義な1時間を過ごさせてもらった後、同じように今日の
イベントを見に来ていたnaeさんやy-b-s-bさんと談話していた最中、

唐突にカンチョーされました。青池さんに。
青池さんにとって、このカンチョーは挨拶の一環だったようです。

この時の青池さんの、
勝ち誇ったような笑顔が今でも脳裏にこびりついています。

そして今日のもう1つの主目的はと言うと、やはり現場を見ながら説明する
方が良いという事と、今日は運営部分での経理的な打ち合わせがほとんどで、
私の居心地が悪いかも知れないというルンパロさんの計らいで、詳しい内容は
前日の26日に現場で行うという事で纏まり、

先ほどのnaeさんやy-b-s-bさんを含む数人で飲みに行きました。

楽しいお酒ではありましたが、パフォーマンスを終えた後の青池さんが私に
残した一言が、終始私の頭の片隅で蠢いていました。

「(当日の)作品、まだ出来上がっていないのよねぇ(笑



[2005年8月26日 PM7:00 大阪産業創造館]

現場に到着すると、そこには昨日見事なパフォーマンスを見せていた
カンチョー男 青池さんが清子さんとご一緒にいらっしゃいました。
どうやらこの日の青池さんは、当日上映される作品のテスト確認及びデータの
受け渡しのためにいらっしゃったご様子でした。

軽く挨拶をした後、ルンパロさんを探すという目的が一緒だった為、私は
青池さんとご一緒させて頂く事にしました。

数分後、ルンパロさんとお会いできたのですが、運営の主軸でらっしゃるので、
今は手が放せない状態らしく、申し訳ないが少し待って頂きたいとの事。青池
さんの上映テストも、もう少し後で始めるという事なので、我々は控え室で
待たせて頂く事になったんです。

そして控え室に案内して頂き、少しゆっくりさせてもらおうと思っていた矢先、
青池さん夫妻がおもむろに各々のノートを出し始めました。

何しているんだろうと思っていた瞬間、青池さんの口から、予想だに
しなかった一言が飛び出しました。

「実は、まだ全然できてないんだよねぇ(笑

正直、何かが出ちゃいそうな程驚きました。
この時点でまだセリフカットの口パク等、全然仕上げが完了して
いないとの事だったんです。
そこで、空いている時間をできるだけ
製作時間に割り当てるという寸法だったようでした。

のっぴきならない現状を知り、ただでさえ気が気でない私に、
青池さんは更なる破壊力を秘めた言葉を私に放たれました。

「この作品、音声部分の調整がまだできていないんだよねぇ~。
そこで、勝手を承知でおとまにあくんにお願いがあるんだけど、
この調整作業をお願いしてもいいかな?

「打ち合わせが終わった後、すぐにこの現場を離れて、
おとまにあくん所にお邪魔させてもらっても良いかな?



こんな切羽詰っている人を目の前にして、
断れる人がいたら教えて下さい。

そんな予想もしない状況に、正直戸惑っていた所にルンパロさんが
お見えになり、とりあえずはこの打ち合わせをちゃんとしないと、
と思い、一旦頭を切り替えてお話を伺うことにしました。

そして打ち合わせ開始。ルンパロさんからの説明が始まりました。

「当日、3F会場の状況を見て頃合を見計らった後、トークショーを
やって頂きたいと思っております。トークの時間はお任せします。
トークの内容ですが、好き勝手やっちゃって下さい(笑


結局、最終打ち合わせは5分ほどで終了しました。



[2005年8月26日 PM11:00 自宅]

あっと言うまに終わった打ち合わせを終えて、現場を出た
私たちは、とりあえず腹ごしらえをする為に、私の最寄の駅前に
あるラーメン屋で一休憩。食事を終えた後、いよいよ青池さん
夫妻を自宅に招く事に。


当時私は、正直少し焦っておりました。

青池さん夫妻が家に来ること自体に対してではないんです。というか、
こんな切迫した状況でそんな事言っている場合じゃありません。

ではなぜ焦っていたのかと言うと、こんな事を勿論想定していなかった
ので、全く掃除などしていない部屋に入られる事に焦っていたんです。
青池さんだけならまだ我慢してもらおうと思えたりしたんですが、
奥さんの清子さんに悲惨な部屋を見られるのが耐え難かったんです。

ひとまず玄関でしばしの間待って頂き、物凄い勢いで部屋を片付け、
何とか入って頂けるだけの環境を整わせ、やっと上がってもらいました。

もう上がって頂いてからには、後は純粋に作業を進めなければいけない
ので、ここからはもう作業モードに頭をチェンジしなければなりません。
さて、いよいよここからが本番です。



[2005年8月27 AM0:00 自宅]

ファイルのやり取りを負え、編集環境を整えた私は早速、青池さん夫妻
指示のもと、並べられた音声の加工、調整、編集を次々と処理していき
ました。そして私が修正作業をしている最中も、青池さんは作業をされ、
清子さんは私への指示をされながらも映像のチェック。程よい緊張感が
漂う空間でした。

しかし、場の状況に少し変化が起き始めました。

私ども3人、良く考えればほとんど寝ていません。
少なくとも私はこの日の前日あたりから、まともに寝た
記憶がありませんでした。




えー皆さん。

長時間寝ていないと、
ものすごいテンションが高くなる経験はありませんか?

そうです。この時、
すでに3人は少し違う世界が見え始めていたようです。

どれだけおかしくなっていたかと言うと、当時、ムービー中で必要と
される、「ガムテープを引きちぎる音」を作成するために、その場で
実際にガムテープを取り出して、それを引きちぎった音を録音しようと
したんです。

その作業を私がやっていたんですが、そのガムテープを3枚ほど
重ね、ビリビリと引き裂いた瞬間、

青池良輔:「うわ!本当に引き裂いてる!わはははは!」
青池清子:「あはははは!おかしいー!」
私:「わーわー!どこまで重ねて破る事ができるかやってみましょか!」
青池良輔:「お!それいいねぇ!やろうやろう!」
青池清子:「あー花火やりたーい!」
青池良輔:「あ!そう言えば、今日のトークは何でもありだよね?」
私:「そうらしいですよ。ルンパロさんがそう仰ってましたよー。」
青池良輔:「じゃあさ、ガスコンロ用意して、その上にアツアツの
おでん乗っけて、それぶっ掛け合いながら話するか!

私:「うおー!楽しそうー!やりますか!」
青池良輔「んー折角おとまにあくんの家に来たんだから、
勝手に何かもらって帰ろうか!
私:「わはははは!勘弁して下さいよー!(笑」


皆、脳がフィーバーモード突入しています。


どう考えても許されるはずの無い内容ばっかだったんですが、
しかしながらこの時出た案の中で唯一、当日、本当に実現する
事になった内容がありました。




[2005年8月27 AM2:00 自宅]

フィーバーモード続行中。
もうこうなったら後はずーっとハイテンション状態。
マシン間でファイルの転送をしている間、いきなりゲーム始めたり
何を思ったか突然稲中の話をし始めたり、当日のトークでは、
"JAWACON 2005"というイベント名を、全てflash★bombって
言っちゃおう
とか、そんな話題で超盛り上がり状態。
狂乱の宴はまだまだ終わりが見えませんでした。



[2005年8月27 AM4:00 自宅]

ようやくフィーバーモード終了。少し落ち着きました。
やっとここへ来て、私の作業にゴールが見え始めました。
今回の作業は前半部分と後半部分に分かれていて、前半部分の
方が結構大変だったんですが、後半部分は割とすんなり進みそう
な感じだったので、最後の気合を入れて引き締めて作業続行。



[2005年8月27 AM6:00 自宅]

最後のチェック後、ようやく私の作業は終了しました。
しかしこの時点でも、まだ青池さんの作業は終わっておらず、
結局この後、青池さんは宿泊先で残りの作業をする事に。
青池さん、本当にお疲れ様です・・・・

最寄の駅までお送りし、私はしばしの間体を休める事に。
しかし、あと1時間ちょっとすれば、現場に向かう準備を
しなければいけなかったんです。

徹夜した状態で現場へ直行することが決まった瞬間です。



[2005年8月27 AM7:30 自宅]

とりあえず少しでも心身共にリラックスさせるためシャワーを浴びる事に。
悪魔がかったトランス状態から脱却した体は汗ばんでいて、それを
洗い流す事で少し体が落ち着きました。

そして浴びている最中、青池さんと一緒に作業している時にした会話の中で
出てきたセリフ、「そう言えば、今日のトークは何でもありだよね?」という
言葉を思い出していた時、

「あ、あれなら実現できるかな。

という、満場一致で可決した悪巧みを実行すると心に決めました。



[2005年8月27 AM8:30 自宅]

青池さんと合流すべく、決められた待ち時間に間に合うように自宅を出ました。
そしてもうすぐ駅に到着するかしないかという時、私の携帯電話が鳴りました。

携帯電話の液晶には青池さんの名前が。どうしたんだろうと思いながら出ると、
なんと青池さん、私の家にマシン用の電源コードを忘れられたとの事。
流石にそれはまずいと思い、待ち合わせ時間に間に合わないのを覚悟で一度
自宅に戻る事にしました。マシンが使えないよりも、ちょっと遅刻する方が
全然ましです。

急いで自宅に戻り、予め聞いておいたコードの特徴を元に忘れ物探しを
始めたんです。しかし、目的の物は全然見つからず、少し困り果てて
いたんです。そんな風に困っている時に、再び青池さんから電話が。
気を遣って連絡して下さったのかなあなんて、少し感激しつつ電話に
出ると、電話の相手は清子さんでした。


「ごめーん。よく探したらコード、こっちにあったー。

「それに、これはちょっと言いにくいんだけど・・・
何かよくわからないケーブルまで持ってきちゃってたー(笑

後で確認してわかった事なんですが、どうやら青池さん、
私ん家のデジカメの電源ケーブルまでもって帰ったんです。



本当に私ん家の物を持って帰るとは思ってもいませんでした。



[2005年8月27 AM10:15 大阪産業創造館]

現場にようやく到着し、青池さんに連絡を入れた所、喫煙所にいらっしゃる
という事なので、すぐさま喫煙所に直行しました。そして到着すると、
そこには青池さん夫妻と森野あるじさんがいらっしゃいました。


・・・・居た。


昨晩決定した悪巧みの餌食が。


実は夜中に決定した事とは、
青池さんだけではなく、森野あるじさんも巻き込んで
トークショーをやろうと言う事だったんです。


その件についてあるじさんにお話した所、内心拒否されるだろうなぁと
思っていたんですが、壇上で青池さんと 罵り合い トークができる
という事で、あっさりと快諾して下さいました。

あるじさんのサービス精神の旺盛さに私は正直、
この時点で少し罪悪感を感じていました。



[2005年8月27 AM11:30 大阪産業創造館]

いよいよ開幕!開幕前にスタッフの方とお話した所、PM0:00過ぎ頃に
トークショーを始めるという事に決まりました。

しかしここで思いもよらない展開に。

スタッフの方から、今回のトークショーに関しての注意がありました。

「今回のイベントは、大阪府(大阪市)が協賛として入っておられるので、
下品なネタやエロいネタ、ブラックなネタはちょっと勘弁して下さい。


おとまにあ、最大のピンチ到来です。


ここで少し考えました。聞かなかった事にしようとか、トークショーを
やっている間は、府や市の関係者の方々には席を外してもらおうとか
色々画策してはみたんですが、根本的に少し違うなあとあれこれ考えた結果、
とりあえずは、本気で怒られる寸前までなら大丈夫だろうという結論に
至りました。

そうと 勝手に 決まれば特に問題はないので、今は上映される作品を
出来る限り見ておこうと思い、急いで上映会場内に入りました。

そして上映されている作品を見て感動。それぞれの作家さんたちの、それぞれ
異なるテイストを堪能していた頃、トークショー開始予定の時刻が近づいて
きたので、仕方なく私はトークショーが行われるブースへ赴きました。

しかしトークショーが行われる3Fに着くと、人の姿はまばらで、トークを
する状況としては好ましくないという判断が下り、第1部と第2部の間あたりに
時間をずらす事に。そうと決まるや否や。私はすぐさま上映ブースに戻る事に
しました。

素晴らしい作品たちがいくつか終わり、第1部もそろそろ最後の方に差し掛り
始めた頃、ここでいよいよ青池さんの作品が始まりました。

やられました。まさかここまで引き込まれるとは思いませんでした。

実を言うと今回の作品、当日の朝までお手伝いさせて頂いていたことは
いたんですが、中に入っているセリフが全て英語で語られている事と、
それに加え、セリフのタイミング合わせ等のために見ていた映像は、
プレビュー用という事で、極めて小さなサイズで書き出してあった為、
入っていた字幕が全然読めなかったんです

その為、シナリオ等の大事な部分が大半理解できず、私にとっては
何がどうなっているのか、ちんぷんかんぷんだったので、どういう
リアクションを取ればいいのか全くわからない状態だったんです。


そのため、青池さんにとっては当時、私の反応があまりにも薄かった
ので、ほんの一瞬、しょんぼりされておられたのを感じてしまい、
慌てて理由を説明したという一幕があったぐらいだったんです。


しかし当日、その全ての謎が解き明かされた瞬間、作業中に内容を
全て把握できなくて良かったと本当に心から思いました。


そして拍手喝采の後、いよいよ最後の作品がコールされました。
最後の作家さんは、森野あるじさんでした。

この時、この場を離れて遠い所に旅立ちたいという心境でした。

なぜかと言うと、実はあるじさん、とんでもない核弾頭を仕込んでいる
と言う事実を、昨日の時点で知ってしまったからなんです。


その内容はと言うと、あるじさん的には今回、仕上がった作品に対して
全然納得できず、これだけだとお客さんに申し訳ないという事で、
あるじさんのお友達である、"中華丼プリン(以下中プリ)"さんという
方の作品をお借りして上映させるという反則技を持ち込んだんです。


実を言うと私、その中プリさんという人物は私も少し縁がありまして、
今年の2月に開催された"FLASH EXPO'05"というイベントに参加されて
らっしゃった方なんです。

そしてその当時上映された中プリさんの作品のタイトルが"猫耳刑事(デカ)"
作品内容については・・・・自粛させて頂きます。

そしてその作品なんですが、

私、声優として参加しているんです。

JAWACON当日、作品が流れる前は、それぞれの作品ファイルが入っている
フォルダが開いたまんまになっており、それぞれのファイル名が丸見え
状態だったんです。

そのファイル群の中にあるnekomimiという文字列を見た瞬間、
これから始まるであろう作品の内容をすでにこの時点で把握された
一部のお客さんが大爆笑していたのが忘れられません。


そしてとうとう上映が始まりました。
私にとっては羞恥プレイ以外の何物でもありません。

上映最中、近くにいた青池さんが、
何度もこちらを見てニヤニヤされてたのが一生忘れられません。



[2005年8月27 PM1:30 大阪産業創造館]

色々トラブルがありましたが、ひとまずは第1部が終了しました。
いよいよトークショーの時間となりました。私は青池さんと
あるじさんと一緒に、目的の場所へ向かいました。

いざ会場に行くと、先ほどとは打って変わって、お客さんの入り様が
中々のもので、3Fはいい感じで賑わっていました。

そして、今から始まるショーの内容が説明された瞬間、ブース内で
流されている作品を眺めてらっしゃった方たちが一斉にステージ前に
集まってこられ、場は一気に本格的なトークショーのステージへと
変貌しました。一部、あまりにも見慣れた連中もいましたが。

しかしこのお客さんを見た瞬間、今まで悪巧みしか考えていなかった
自分に、少し変化が訪れました。

会場に詰め掛けたお客さんの目を見て、この場で求めているものを
掴めたような気がしました。

「少しは真面目な所も出した方が良いかも。」

私はできるだけ、皆さんが知りたい、触れたいであろう部分を引き出せる
よう努めました。個人的には上出来だったと思います。でも真面目な部分
だけ出しても面白くないと思ったので、

やっぱり少し、ご両人を弄らせてもらうことにしました。

でもそれだけじゃ物足りないなと思っていた頃、近くで見ていた
みのぷうさんが、少し間を持て余していた私に、絶妙のタイミングで
naeさんという生贄を私に捧げてくれたんです。

いきなり差し出されて戸惑っているnaeさんをマイクで小突いたり
naeさん繋がりでちゃっかりflash★bombの宣伝したりと、喋る
内容を縛られていた私にとっては格好のストレス解消方でした。

"nae"さん"みのぷう"さん、助け舟ありがとうございました。

そして1時間ほど経ち、めでたくトークショーは終了。終わった後に、
青池さんとあるじさんと会話していた時に、

「マイクが3本あったら、本気でドロドロのトークバトルできたのになぁ。

という意見に対して全員頷いたり、とんでもないいたずら好きな私たちは
にこやかにトークショーのブースを後にしました。



[2005年8月27 PM6:30 大阪産業創造館]

とりあえず自分の役目は終わったので、ここからは一客として時間を
使うことにしました。色々と他の作家さんたちの作品を見たり、
顔見知りの連中と和気藹々と談話したり、控え室に戻った時には、
某会社のプロデューサー様に、これからはどんな人でもガンガン
弄っていって下さい。とお墨付きを頂いたり
、あれこれ
している内に、あっと言うまにイベントは終了。有意義な時間を
過ごせました。

そしてお客さんたちが帰られた後、会場内では関係者様方での
ちょっとした懇親会が始まりました。ただこの時点で私は、
40時間以上寝ていなかったため、流石にこれ以上は
長居すると危ないと感じ、挨拶をほどほどにして帰宅する事に。

懇親会途中、青池さんからポエ山さんをご紹介頂いたんですが、ポエ山さん、
私がおとまにあだとわかった瞬間、

「え、あ、お、おとまにあさんですか・・・」

などと仰って、一歩引かれたのがとても印象的でした。


迂闊に関わると何されるかわからないという動物的本能の賜物だった
んでしょうか。流石はポエ山さん、賢明な判断だったと思います。



[2005年8月28 AM11:00]

ゆっくり体を休めた朝、いつものようにスーパーヒーロータイムを楽しんだ
私は、ご飯がてら久慈ミナルさんと合流することに。

合流後、どこに行こうかなどと相談していた頃、私の携帯電話が鳴りました。
カンチ(略 青池さんからです。

昼ご飯を一緒に食べようと言うことで、慌てて予定変更。一緒にいた久慈さん
と目的地へと向かいました。



[2005年8月28 PM0:30]

久慈さんにセクハラしつつ所定の場所へ、既にいらっしゃった青池さん
夫妻と難なく合流。実はこの時点でもう既に食べるものは決まっていました。
青池さんがこちらにいらっしゃる前、こっちへ来たら一緒に焼肉を食べよう
と決めていたんです。


我々一行は迷わず焼肉屋さんへ直行しました。もうこの時点で私と青池さん
夫妻は、飢えた獣状態へと変身。私も実はここ最近、ダイエットして
いたので、ろくなものを食べていなかったんです。

しかし今日は特別。
おとまにあ、久しぶりのリミッター解除です。



[2005年8月28 PM3:00]

待ちに待った肉をほおばりつつ、昼間っから酒をあおり、私と青池さんは
再びフィーバーモード突入。かなりのご機嫌さんでした。

青池さんは昔にしでかしたとんでも無い事、私は私で、ぶっ飛んで
いる家族
の話、清子さんは ああ見えて 実は博識多才な方だった事、
久慈さんは普通の女の子になりたいなど無駄な努力を力説したり、
本当に楽しく美味しいひと時を過ごしました。

今回の食事は、作業を手伝ってくれたお礼という事で、青池さんから
ご馳走されることになりました。青池さんに感謝。



[2005年8月28 PM4:00]

最後の締めであるパフェを食した後、久慈さんが帰宅時間となったので、
これで今日のパーティは終了。各々満足げな顔を浮かべ、最後は全員
笑顔で別れました。

最後の最後は青池さんに、「今度は泊まりで行くから(笑」などと
本気か冗談かわからない事を言われ、またお会いすることを約束し、私に
とってのJAWACONはここで無事幕を下ろしました。

長いようで短いような、不思議な3日間は終わりました。

当初、イベントのちょっとした部分でトークをするだけだったはずが、
最終的には3日間、ほとんど青池さん夫妻と行動を共にする羽目に
なったり
、嬉しい意味でのハプニングの連続で、気の休まる暇も
なかったような、慌しい3日かんでした。

しかし、それと同時にとっても充実感の溢れた3日間でもありました。

こんな素晴らしいイベントに参加するきっかけを与えて下さいました
ルンパロさん、ハチャメチャに忙しく楽しい時間を過ごさせて頂いた
青池さん夫妻、並びに、私の古傷を穿り返してくれた森野あるじ
さん、それ以外にも来てくれた人たち、関係者の方々、本当にありがとう
ございました!



今度トークショーをさせて頂けるのなら、内容規制なしでお願いします。

今回の日記は、青池良輔さん並びに森野あるじさんから掲載の許可を
頂いております。青池さんあるじさん、許可頂きありがとうございました。

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