[Food ラーメン] 大阪・西中島 「らーめんキング」
大阪は西中島にある「らーめんキング」に行ってきました。今回はベーシストの森岡克司さんと、森岡さんの片腕的存在の伊藤さんの3人でだったので、各々違うものを注文しシェアすることで味を比べてみることにしました。
まずは森岡さんが注文した「台湾まぜそば」。
「台湾」という名を冠する通り一般的なまぜそばとは違った、台湾ラーメンの風味を継承したかなりスパイシーで辛さの強いまぜそばでした。しかしただ辛いだけでなく卵黄のコクに生ニラやニンニクなどの香りが合わさってとても豊かで美味しかったです。そしてまぜそばには麺を食べ終えた後、残ったタレやひき肉にと一緒に食すための少量のご飯(追い飯)が付いてきました。
そして私が注文した、このお店の看板メニューのひとつ「魚介塩らーめん(ムール貝)」。
「魚介塩らーめん」には、ムール貝を使ったものとはまぐりを使ったものの2種類があり私はムール貝を選択しました。ムール貝を使った塩ラーメンでは今や全国区的存在になった「龍旗信」が有名ですが、その「龍旗信」とはまた違った味わいで、「龍旗信」が和風だとすれば「らーめんキング」は洋で、スープの全体の風味がとてもクリーミーな味わいで柔らかい味わいで、まるでスープスパゲッティを食べているような感覚でとても新鮮でした。しかしただ珍しいだけでなく味もしっかりしていて、魚介系の奥深さをしっかり感じる一杯でした。具として乗っているムール貝も美味しかったです。
最後は伊藤さんが注文した、「魚介塩らーめん(ムール貝)」。
こちらは先に書いた通りもうひとつの「魚介塩らーめん」で、こちらははまぐりを使用したスープになっていました。結果から述べると、今回味わった3種類の中ではこれが最もお気に入りでした。先ほどのムール貝を洋風と述べましたがこちらは完全に和風でした。すっきりとしたあっさりな味わいながらも、はまぐりの風味を十分に感じさせる奥行きのある味(伊藤さん曰く「縦を感じる味」)でした。少しゆずの風味を効かせているのも良かったです。そして個人的にとても好印象だったのが麺で、同じ魚介塩ラーメンでも麺の太さがそれぞれ違い、ムール貝の方はストレートの中細麺でしたがはまぐりの方は細麺で、スープと麺のバランスが絶妙でした。具のはまぐりも肉厚でとても美味しかったです。
お店には他にもつけ麺や夜限定のメニューもあるそうで、次回はそれらを試してみたいと思います。テイストの違う奥深い味わいの塩ラーメンが味わえる「らーめんキング」、是非お試し下さいませ。
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らーめんキング(Facebookページ)
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