[Bass] Mayones - Caledonius 6st Classic を試奏してきた
MayonesのCaledonius 6st Classicを試奏してきました。
大半のMayonesのベースに言えることですが、本当にトップが美しく目を引かれます。このCaledoniusも例外ではなく、杢目のしっかり出たAmboynaに釘付けになりました。Amboynaという木材を調べてみると、どうやらカリンと同種らしいそうで、その中でもこういったバール杢の出ている材は高価だそうです。シングルカッタウェイ仕様のベースはハイエンドベースの中では割と見かけるんですが、ボディ部分を一部くりぬいて手が入るようにしてある、いわゆる「モンキーグリップ」が施されている個体は珍しいのではないでしょうか。
実際に引いてみた感想としては、まず抱いた印象が予想以上に大人しいという事です。プリアンプのハイをフルテンにしても派手過ぎず、ローをフルテンにしても暴れ過ぎず、ピックアップバランサーやコイルタップスイッチを駆使して様々な音色を出しても一貫して落ち着いた出音を奏でてくれるといった感じでした。フィンガーランプが装着されており27フレットという仕様なので、スラップを多用したり派手な音色が好みの方には不向きかも知れませんが、暖かみのある落ち着いた音色が好みの方にはうってつけの個体だと思います。ある意味ベースらしい音だと言えると思います。
いかなる時も優しさを忘れない紳士のようなMayones - Caledonius 6st Classic。是非お試し下さいませ。
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