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[Bass] OPTIMA（オプティマ）のベース用コーティング弦を試してきた

先ほどKen Smith(ケン・スミス)を試奏記事を書きましたが、その試奏の最中に珍しい弦を張っているベースも試奏させてもらいました。OPTIMA（オプティマ）という私にとっては少し聞きなれないメーカーだったんですが、調べてみたところ海外ではマンドリン弦などで割と有名な弦メーカーのようです。今回のそのコーティング弦を試してきました。

コーティング弦なんて今時珍しくもないと思う方もいらっしゃると思いますが、実はこの弦はメッキコーティングされている弦らしく、私自身、メッキコーティングされている弦があるなんて初めて知りました。このメッキコーティングの最大の利点は、従来の弦のコーティングのように絶縁する、つまり弦アースのとれずにノイズの原因となることも少なくなかったんですが、メッキコーティングはちゃんと弦アースが取れるため弦アースによるノイズの心配とは無用ということです。

実際に張ってあるベースを弾いてみた感想ですが、手触りはエリクサーとは違って普通のニッケル弦の手触りに近いんですが、ほどよくなめらかで滑りが良く、指が引っかかるような感覚は少なかったです。音も従来のニッケル弦などと変りない感じでとても使いやすそうな印象を受けました。

弦の寿命が気になる所でですが、コーティング弦なので一般的な弦に比べ寿命は長いようです。ただ、エリクサーほど長寿命ではないとの事。実際にどれほど持つのかが気になるところではあります。あとこのコーティング弦の面白いところは、クロムの他にゴールドメッキもあるようです。

まだ日本での流通がほとんどないOPTIMAのコーティング弦ですが、もし入手できるのなら一度は試してみたいです。寿命が長ければ今後私のメイン弦になる可能性もあるかも知れません。