蒔いた種は刈り取ろう
えーどうもこんにちは。正月期間中は、
どうあがいてもダイエットは無理だという事を体で知ったおとまにあでございます。
という訳で、三箇日もあっという間に過ぎましたが、実は去年末に、うちのパパりんが体の不調を訴えまして、急遽入院するハメになり、それを含めて色々ありまして、年の瀬はバタバタしていたんですよね。しかしながら、入院先はお正月休みがあるという事なので、幸か不幸かパパりんは、年末年始の数日間は、自宅でゆっくり過ごす事になったんです。
しかし帰ってきたのは良いものの、入院先で出される食事が不味いだの、
そんじょそこらの現代っ子よりも好き嫌いが多いパパりんにとっては食べられるものが少ないだの、入院した直後から文句を言っていたパパりんは、それが原因で相当な鬱憤が溜まっていたらしく、しかも、入院したのは外科的な原因なので、
患部以外は元気な大人。一時帰宅が出来る事を知らされた直後に、「あれ食べたい!これ食べたい!」などと、
そんじょそこらの現代っ子よりもわがままフルスロットルのパパりんだったんです。
まあ、確かに病院の食事は、栄養面のバランスは非常に考えられているものの、普段口にする食べ物よりは若干味気なく感じるものです。パパりんが病院の食事に文句を言っていた際、以前私が盲腸の手術で入院した事を思い出していたんですが、当時、医師には「手術直後は消化に良いものしか摂取しちゃだめなので、最初は重湯しか出ないけど我慢してね。」等と言われたんですが、医師の宣告通りに出てきた重湯の、余りの味気なさと量の少なさに耐え切れず、
重湯を食べた直後に、病院の売店でメロンパンを購入して貪っていたぐらいですから、パパりんの気持ちも解らなくも無いんです。まあ、その後、
運悪く担当医にその様を見られて、担当医が顔面蒼白になっていたんですけどね。
そんな事もあるんで、少しぐらいはわがまま聞いてあげても良いかな、と思ったと同時に、手術が終わって、
私が搬送される病室のベッドで熟睡していたり、先ほど述べた、担当医の注意事項を横で一緒に聞いていたはずなのに、翌日、
私へのお土産と称してたこ焼きと焼きそばを買ってきて、私が昨日の注意事項を聞いてなかったのかと怒り気味に言うと、
何食わぬ顔で、私の目の前でそれらを食べ始めた事を思い出し、
やっぱりわがままを聞くのはやめておこうかと少し躊躇しました。その事が引き金で、少しヤケを起こし、
先ほどのメロンパン購入に踏み切った訳なんですから。
しかし残念ながら、入院生活で心細い生活を送っていた相手に酷い仕打ちをするほど私の心は凍て付いてはおらず、結局はパパりんのお望み通りの食べ物を作るはめに。ええ、やりましたとも。全部作りましたとも。
一時期、我が家にはすき焼き、カレー、おでん、おせちがびっしり並んでおりました。
ちなみに今現在、パパりんは注文した料理をそこそこに、再び病院に戻ってしまい、私はと言うと、
その残された料理たちの処理に追われています。
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