神様がいた?
昨晩、少し遅れて初詣に行ってきました。
行った場所は、当時自分が通っていた高校のすぐ近くにある神社だったんですが、つい最近までそこに神社があることを教えてもらうまで全く知らなかったというほど小さな神社でした。ただ地元の知人曰く、その神社はとても位の高い場所で、地元にある他の大きな神社がそこの神社の分家(のようなもの)らしく、本来なら本家である方の神社におまいりする方が良いらしいです。
ただしその神社、大きな神社と違って照明などはほとんどなく、しかも訪れたのは夜中でほぼ真っ暗。さらに当時、神社にある木々が揺れないほどの無風状態だったんで、自分が立てる音以外、音が存在しないくらい静かでした。これほどの静寂感は早々体験することはないだろうなと思いつつ、鳥居をくぐって境内へ足を進めました。
すぐさま本殿に到着。手を合わせ神様にお祈りし、帰ろうとした際に不思議な出来事に遭遇しました。
先程述べたように当時、木々が全く揺れないほどの無風で無音の状態だったんですが、最初にくぐった鳥居に近づいた際、カサカサという音が聞こえたんです。何だろうと思い音のする方向を見つめると、その音は鳥居の上辺りから聞こえるものでした。
その鳥居には
注連縄(しめなわ)がかけられていたんですが、その注連縄には
紙垂(しで)という、神事関係ではよく見かける
玉串(たまぐし)なんかにつけられる白い紙を折った飾りみたいなものがつけられていて、それが3つほど綺麗に並んでいたんですが、その紙垂の1つだけがゆっくりと揺れていたんです。
そう、まるで「誰か」がゆっくりひらひらと揺らすように。
普段ならそんな不思議な現象を目の当たりにすると恐怖を感じるかも知れませんが、当時の私はそれに対してそういう感情を抱かず、むしろありがたい気持ちすら覚えました。
「ああ、これはきっと神様が『あなたの願い、ちゃんと聞いたよ。』って教えてくれたんだ。」
ぶっちゃけ私自身、超常現象なんかの類にはあまり肯定的な考えを持ち合わせていませんが、上記のような前向きな考えを自然に感じ取れたんで、今回はその考えを素直に信じようかな、なんて思っております。もちろん神頼みの他力本願的な考えだけではいけないですけどね。(笑)
私にとっても、皆さんにとっても、今年は良い年でありますように。
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