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魔法のレシピ？

えーどうもこんにちは。ムヒを塗った指でそのまま目をかいてしまい、それが原因で、眼球が白と赤のオッドアイになってしまったおとまにあでございます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は食というものにちょっとした執着がありまして、中でも、ラーメンと焼肉に関しては異様なほどの執着心が今でもあるんです。しかしながら、焼肉なんぞブルジョワジーな食事は毎日出来る訳でもないので、必然的にラーメンを食す回数が多くなり、鬼神の如き食欲を誇っていた高校生の頃は、それこそ毎日ラーメンでもOK！と言わんばかりの毎日を送っていた時期もあったんです。

そんな頃に、ひょんなことで編み出した魔法のレシピを今日はご紹介します。

上に書いた通り、無類の麺好きな私。しかしながら、毎日ラーメン屋さんに通うのは高校生にとっては金銭的にきついし、同じ店だと飽きます。かと言って空腹時に時間をかけて遠出はしなくないもの。ということで、結局は市販のインスタントラーメンをまとめ買いしては、それをすすってばっかりの日々を送っていた事があったんです。

ところが、それでも飽きはいずれ訪れるもので、大好きなラーメンも次第に美味さが半減してきたんです。しかし目の前には、ついつい勢いだけで買ってしまった大量のラーメン。逃げることはできません。この状況からどう脱却しようかと思いながら、しぶしぶインスタントラーメンを茹でていたその時、ターニングポイントがやって来ました。

考え事をしながらラーメンを茹でようとしていて、うっかりお湯の量を誤ってしまい、そのままでは余りにもお湯の量が少ない状態のまま、ラーメンを茹で始めてしまったんです。

あ！これはやばい！と思いながらも、麺はすでにしんなりし始めていて、この状態から水量を増やしたくても、水を入れればお湯の温度が下がってしまうし、熱湯を追加したくても、当時家に設置していた瞬間湯沸し機も古くて、まともな熱湯が出てくれない始末。そして、こんな時に限ってポットのお湯は空っぽ。もうどうすることもできません。

とその時、私に一筋の光が差し込んできました。

愕然としながら茹であがり寸前の麺を見た時に、「そうだ・・・もうこの際、焼きそばっぽくしちゃえ！」という考えが私の脳裏を過ぎったんです。

すぐさま私はその麺をフライパンに入れ替え、ほんの少しだけお湯を残した状態で、粉末状のスープを半分だけふりかけてソース代わりにしちゃうんです。そして、残った粉末は、お湯で溶いてスープにしちゃうんです。

ちょっと懐かしくなって、ついつい作っちゃいました。



サッポロ一番の塩ラーメンで作ったものです。

これ、作るに当たってのポイントは、粉末スープを投入した際に、ほんの少しだけ油を入れることです。そうすることによって、麺同士がひっつかなくなるんです。塩ラーメンの場合は、好みでごま油にすると、風味が一層増して美味しいですよ。これで一食50円ちょっと。なんて経済的なんでしょう。栄養のバランスなんてこれっぽっちも考えてないですけど。

一度作ってみては如何でしょうか。色んな種類のラーメンで試してみると、色んな焼きそば作れますよー。