ナイス自分
昨日、夢を見ました。
夢らしく経緯や状況等、所々変な箇所はあるのですが、内容を端的に言えば、自分が今年のNHK紅白歌合戦の放送中に、オリジナル曲(新曲)をピアノをソロで演奏しなくてはいけないというお話でした。実はこの夢は以前見た夢の続きでして、前回見た時点では、演奏するという話が決まった時点で夢が終わっていたんです。
しかし問題なのはその話が決まったのは年の暮れも押し迫ってきた頃。時間軸がちょうど今と重なっているんですよね。しかし私は別段ピアノの演奏に秀でているわけでもなく、なぜ自分が紅白という大舞台で演奏しなければならないのか、という疑念が頭の中でずっと渦巻いているんですよね。
そんな自分の気持ちなんてどこ吹く風。時間は冷酷に流れ行くわけなんですが、その間私はどうしていたかというと、来る日も来る日も仕事に追われ、寝る時間も殆どない状態が延々と続き、ピアノの練習なんて満足にできるような状態が全くない毎日を送っていました。
そしてとうとう12月30日。ここからが今回の夢の最大の謎。
やっと仕事納めで束の間の休息をとる自分。すると横には
なぜか全裸の阿部寛さんがうつ伏せでベッドに寝転んでいるではないですか。
そんな状況をも日常の一部とくらいにしか捉えていない夢の中の自分が、ある意味すごいなと目覚めてから思ったわけであります。そして阿部さんと私との会話が以下の通り。
阿部「いいのか?」
私「ん?何が?」
阿部「(家にあるピアノを指差して)あれ。明日の事だよ。」
私「ああ…やれる事はやったからもういいんだよ(苦笑)。」
阿部「…本当か?もう(本番まで)半日もないんだぞ?」
私「わかってる…でももうどうしようもないから。」
阿部「そうか…。じゃあ先に俺は寝るわ。」
私「わかった。おやすみ。」
会話の一部を割愛しましたが、実は阿部さんも紅白に出演するらしいんですが(歌うのかどうかは不明)、現場入りの時刻がそれぞれ違っていて、私の方が早いみたいでした。そしてこの会話を終わった後、私自身もベッドの中に入って眠ろうとするのですが、色んな事が頭の中を駆け巡り始めて、全然眠れなくなったんですよね。その中に一番自分に効いたのが阿部ちゃんのセリフだったんです。
私「ああ…やれる事はやったからもういいんだよ(苦笑)。」
阿部「…本当か?」
暫くして私はベッドから離れ、半分眠っていた阿部さんにこう声をかけました。
私「阿部ちゃん。」
阿部「…ん?どうした?」
私「今から少しうるさくなると思うけど、いいかな?」
阿部「…ああ、構わないさ(笑)。」
最後の阿部さんの笑顔のかっこよかったこと。思わず
抱かれてもいいかなと思いましたが、ここはぐっと踏み止まりました。そして本番ギリギリまでピアノの練習を続ける自分。そしてさあ本番!という所で目が覚めました。
目覚めた直後、プレッシャーから逃げたりすることを最初から考えていなかった自分自身にびっくりしました。後、自分が阿部さんの一言で、「ベストを尽くすこと」とはどういうことなのかを素直に考え直していた事にも少し驚きました。
人間100%完全燃焼するのって結構難しいと思うんですよね。ただ、結果云々はまずおいておいて、まずはその100%に近づける事が重要なんだろうなと思いました。あと少し矛盾している言い方ですが、完全燃焼するためには、良い意味で「諦め」や「悪あがき」も必要なのかも知れないという事。開き直ったほうが場合によっては良いのかなと思ったりもしました。今回の夢は、自分の中の理想論を夢の中で自分語りしていたのかも知れませんね(笑)。
後は実際の環境で、夢同じように思って行動できるか。前向きに頑張って行けるよう頑張ろうと思います。とりあえず今は、「ナイス自分。」と言ってあげたいと思います。
Comment
起きて暫くして、自分でも「出来すぎやろ。」って
つっこんだくらいですからねー。ああ…なぜ阿部さん orz