カスタムオーダーの面白さ
昨日、楽器屋の店員さんから電話がありました。
内容は、最近カスタムオーダーした
Moonのベースについてだったんですが、当初オーダーした内容で少し問題が出てきたので、それについての相談が主な内容でした。私がオーダーした内容だと、通常の工程上では無理が生じたようです。
具体的にはボディ部分の、ボリュームポッドなどが並ぶ箇所なんですが、私が当初オーダーした内容の部品で組み立てると、ザグリつまり切削するスペースが標準仕様のままだとスペース的に厳しいみたいでした。
ザグリを広げますかという提案を受けましたが、今回のオーダーではなるべくボディ鳴りの事を重視し、できるだけ切削したくなかったので却下させてもらい、当初のプランの代替案を考えるべく、電話を切った後にあれこれ情報を集めてみました。
といっても中々すぐにそんなうまい話があるはずもなく、もうある程度妥協しようかなと思ったんですが、調べた甲斐あって希望の光が見えてきました。
その内容を今日、いつもの店員さんに話してみたところ、「そんなものがあったんですか!いやーこっちもそれはノーマークでしたよ!」とえらく感動されて、こっちもこっちでなんだか嬉しくなって「でしょ!これすごいよねー!」なんてはしゃいでおりました。
ただしそのパーツが問題なく組めるかどうかは実際にテストをしてみなくてはわからないので、まずはテスト時間を下さいとの事でした。それくらいならお安い御用ってもんです。
自分の好みの一本を作るために、演奏する側と製作する側双方の知識と経験を寄せ集めて、そのなかからあれこれ模索して行き、最終的に納得の行く形に仕上げられるのは、まさにカスタムオーダーの醍醐味だと思います。
今はパーツテストが問題なくクリアされることを祈っています。
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