国産ベースってすごい
ここ最近に来て久しぶりに新しくジャズベース(以下JB)を買おうかなと思っております。
ジャズベースといっても実際にジャズでよく使用されるウッドベースではなく、正確には
フェンダーという楽器メーカーから発売された
エレクトリック・ベースの一種です。最近では
けいおん!のブームの影響でこのJBの左利き用がよく売れているそうです。
以前
私の日記に書きましたが、私もそのJBタイプのベースを愛用しておりまして、
moonという国産メーカーのJJシリーズの5弦と4弦フレットレス(
フレットがないタイプ)を持っています。過去にあと2本くらい所持しておりましたが、そっちは知人に譲ったりしたので今手元にありません。
話が少し逸れましたが、実を言うと以前から国産メーカーのJBばかり試奏を重ねておりまして、今日は
Bacchus(バッカス)と、
ATELIER Z(アトリエZ)を試しに行ってきました。両方とも国産メーカーです。
[Bacchus(バッカス)] STANDARD35-5
(※画像をクリックすると詳細ページにジャンプします。)
試奏するとほぼ毎回色んな発見があったりして面白いんですが今回も例外ではなく、Bacchusは他の高級ベースにも劣らない高品質なのに、価格を見てびっくりしました。あの価格帯であの品質のものを購入できるなんてすごいなぁと感動しました。
YoutubeでBacchusの工房で楽器が製作される模様の動画がUPされているのを見つけたんですが、特に2つ目の動画には驚かされました。一見の価値ありです。職人さんのすごさに感服します。
[動画] YouTube - COBH : BACCHUS 02
[ATELIER Z(アトリエZ)] M-265
(※画像をクリックすると詳細ページにジャンプします。)
そしてアトリエZについては品質は勿論のこと、弦高の低さにびっくり。いわゆるローアクションというセッティングだったんですが、スラップで演奏すると本当に気持ちいいレスポンスで音が鳴り、スラップを多用される方がアトリエZを好む理由がよくわかりました。自分が生まれ育った国でこんな素晴らしい楽器が次々作られているなんて、なんだか妙に嬉しいですね。
でも結局は細かくカスタムオーダーができるmoonのベースを選びそうな予感がします。部品レベルから好みのものを組み合わせられるカスタムオーダーだと注文してから手元に来るまで最低でも3ヶ月、ものによっては半年それ以上かかりますが、PGMという国内屈指のギター職人チームが手がけてくれるので待つだけの価値は十分にあります。
少し前にベースマガジンで国産メーカーの特集をされてらっしゃったみたいで、これからベースを買おうと考えてらっしゃる方は、その特集ページをご覧になって、国産にもこれほど良いメーカーがあるんだということを知っていただければ幸いです。
ベース・マガジン4月号・特集/JBタイプから探る国産ベース工房の実力
あと、ニコニコ動画で有名なベーシストさん達の中にはmoonやアトリエZを使ってらっしゃる方がいらっしゃるので、メーカー名で検索をかけてみると色々引っかかってきますので、その動画を音の参考にされてみるのも良いかも知れません。ちなみに私が長年使っているmoonのベースについては以下の記事をどうぞ。
Otomania.net - 愛器、Moon JJ5が復活
様々なベクトルから楽器人口が増えるのは、同じように楽器を演奏する私にとっては嬉しい限りです。
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