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2004/09/28

沖縄道中膝栗毛 その1
えーどうもこんにちは。食べる量の割りには稼働率が悪い、逆ハイブリッドカーこと、おとまにあでございます。

実は今月中頃、沖縄に行ってきました。少し前からの私の日記をご覧になっていて、察しの良い方はすでにお気づきかと思いますが、脱皮していたのはこれの所為だったんです。という訳で、今回の沖縄旅行で体験した事をつらつらっと書き連ねて行こうと思います。いくつかネタがありますので、小分けにしてお話していこうと思います。

では、はじまりはじまりー。

久しぶりの旅行。沖縄には何度か足を運んではいたんですが、厳密に言うと沖縄本島には初めてだったんです。と、ここまでだと、さぞかしウキウキ気分で地に足がついてない状態だったんじゃないか?などとお思いになるでしょう。しかし、実際はそれほどでもなかったんです。

何故かと言いますと、ちょうど私が出発する少し前に、大型の台風が来ていたんですよね、しかも2発連続で。しかもこの季節じゃないですか。また来る可能性も否定できない状況だったんで、万が一現地で滞在する期間中、台風に遭遇なんてしようものなら、折角の旅行が台無しです。

確かに今回の旅行の主目的は、沖縄の海や山、そういった自然と触れ合う事で、普段の心の垢を洗い流してリフレッシュしようと言う事だったんですけども、こんな時に台風のような自然の脅威に触れたくありません。洗い流す所か、吹き飛ばされてしまいます。

それに加え、ちょっと色々立て込んでいたのもありまして、体調的に万全ではなかったんですよね。だから気分はあまり優れたもんではありませんでした。ただ、唯一救いだったのが、行きの道中は、朝方という事もあって、大して暑くはなかった事でしょうか。暑いのは旅先でいくらでも体験できます。

とまあ、何だかんだ言いながら、いざ空港に到着した途端、今から地元を離れるんだなーという実感が湧いてきたのでしょう。到着時に現地で食事をする予定だったのを忘れて、ひたすら食ってました。

そしていよいよ出発時刻。テイクオフの時間がやってまいりました。私はこの飛行機が離陸する瞬間の感触が物凄く好きで、何て言うんでしょうか、Gを感じた瞬間にアドレナリンが多量に分泌される感覚が好きなんです。

飛行機が進路を定め、エンジンが轟音を上げた次の瞬間。待ち焦がれた時がやってきました!ゴー!!という音と共に飛行機は加速度を増し、角度が変わったと思ったらすぐにやってくるフワッとした感覚。これだよこれ!久しぶりの体感!ヤッホー!(勿論心の中で絶叫

数分後、私はどうやら満足したらしく、すぐ眠ってしまったようです。

そして1時間ぐらい眠っていたでしょうか。ふと目が覚めると、目の前でフライトアテンダントのお姉さんが飲み物を配ってらっしゃいました。しかもそのお姉さん、中々の麗人ではないですか。艶のある黒髪、クリッと大きな目、口元は薄いピンク。何故かは解りませんが私、少々胸ときめかせていたようです。これって・・・運命なのでしょうか(違

乾燥した機内の空気、そして寝起きで喉が渇いていた私は、寝ぼけながらもそのお姉さんに烏龍茶を頼みました。烏龍茶の容器から紙コップへ注いでいるお姉さん。あぁ、何ていとおしんだこいつめ(※少々妄想が入っております。ご了承ください。)

そして紙コップに注がれた烏龍茶を私に差し出すお姉さん。私とお姉さんが一番近寄る瞬間到来です。私の脳内では、新郎新婦の初めての共同作業、ケーキ入刀ぐらいの心境でした。見つめ合う二人、近づく手と手。しかし次の瞬間、私の手元が狂いました。

私の手から滑り落ちた紙コップが、一瞬くるりと回ったかと思ったら、中身が全部私の股間に一滴残さずバシャーッ!とこぼれたんです。

な、な、何じゃこりゃあああああ?!(※松田優作風に

烏龍茶は容赦なしに私の短パンに浸透してきます。あれよあれよと言う間に、全て染み渡ってしまい、あたかも私がとんでもない粗相をしでかしたかのようになってしまいました。こうなったらお姉さんがどうのとか言ってる場合じゃないです。新婦のお義父さまが、娘へ向けた手紙なんかで涙流してる場合じゃありません。そんな事しなくても、私がすでに泣きそうです。

しかし、ふと顔を見上げると、そのお姉さんが私の方を見て、すごい心配そうに、それと同時に、まるでお姉さん自身が悪い事をしたかのような、自責の念を含んだ複雑な表情を浮かべてるではありませんか。そんな顔を見せられて、男としての本能なんでしょうか、「全然大丈夫ですよー(※股間はびしょ濡れ」等と言ってみたものの、お姉さんは「私の手元がおぼつかなかったために、こんな事になってしまって・・・」みたいな事を仰るんです。

ここで何故か、私の芸人魂に火がついた訳ですよ。

何とかしてこの場の空気を変えないと・・・!と思い、お姉さんに、「あ、じゃあ拭くものを頂けますか?ちょっと拭けば大丈夫でしょう。あはははは。」みたいな軽い感じで言葉を投げかかると、お姉さんは「しかし、早く対処しておかないと、シミになっちゃいますよ・・・?」と仰ったんです。

この瞬間だ!!これで場の流れを変えれる!!と確信した私は次の瞬間、

「うーん・・・・・・ めんどくさいからいいや!ダイジョブよシャチョサン。

と言い放った瞬間、お姉さんが「プッ」って笑ってくれたんですよ!こうなったらもうこっちのもんです(何 後はもう機内は和気藹々としてました。後でタオルをもらって、私は自分の股間をポンポン叩いたりしていると、何時の間にか濡れた所は元通り。万事解決!!

そして飛行機が着陸態勢に入る前に、これも何かの縁だと思い、お姉さんと写真を一枚撮らせてもらいました。プライバシーの問題上、流石にここでは公開はしませんが、そのお姉さん、こんな感じでした。



機内を出る際、お姉さんにサイトのURLをお教えしました。もし見て頂いていれば、私としては非常に嬉しいです。また機会がありましたらお会いしたいですねぇ。まずは友達から始めましょう(何

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