『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』に関するちょっとしたお話
えーどうもこんにちは。今現在、
これの勢いについて
まるで実感がないOtomaniaです。
というわけで今、ニコニコ動画(RC)にて沢山の方に楽しんで頂いている『
VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』ですが、
たまごさんのブログでも今回の動画についてちょこっとお話をされているみたいなので、私も少しばかりお話させていただこうかと思います。
今回の日記の最後には、関係する方々への謝辞を書いていますので、長い文章ですが最後までお付き合いくださいませ。
事の発端になったのは、私とたまごさんが同時期に「
VOCALOID(ボーカロイド)2」を入手した際、「お互い色々歌わせてみよう。」という遊び感覚で始めたのがきっかけで、最初の方はお互い、
公共の電波では流せないような言葉ばかり歌わせて、バーチャルシンガーである
初音ミクちゃんを辱めていたんですが、そうこうしているうちに私が「Ievan Polkka を歌わせたら意外といけるんじゃないか。」と思ったんです。
で、たまごさんがちょっと他の作業をしてらっしゃる裏で、私はこそこそ Ievan Polkka を空耳で適当にぽちぽちいじり始めたんです。まずこの時点で、
「なるべく早く仕上げて、たまごさんを驚かせてやろう。」という悪巧みを企てていたんですね。
まず手始めに、原曲の
例の部分のみを切り取って永久ループさせ、それを適当にテキストに起こし、それをVOCALOID2に打ち込んで何度か手直しをしつつ、それなりに聞こえた時点で書き出してできあがり、という風な流れでした。ここまでの
所要時間、確か30~40分ぐらいだったと思います。
自分自身、中々順調なスピードで仕上がったので少し嬉しかったんですが、これだけ早く仕上げることができたのは、今までの音楽に関する知識は当然として、随分昔にTTS(テキスト・トゥー・スピーチ)という、
文章読み上げソフトで遊び倒していたのが一番の要因じゃないかと思いました。
そして出来上がったものをたまごさんに聴いてもらったら大変ウケがよく、楽しんでもらえたので、そこそこ満足していたんです。ぶっちゃけ、
この時点でこのネタはもうおしまいというつもりでした。でも折角うまく作れてテンションが上がっていたので、「どうせならオケも打ち込んでそれなりの形に仕上げてみようかなぁ(笑」なんて話をしていたんです。
そしたら、どうやら
たまごさんもフィーバーモード突入していたらしく、「どうせ作るんなら、それをニコニコ動画(RC)にUPしちゃえば?(笑」みたいな話になったので、もうその場の勢いで「やっちゃいますか!」みたいな流れになったんです。
でも生憎私は絵心がないし、ちょうど会話の相手が HENTAI 絵師さんだったので、「じゃあ初音ミクの絵を描いてくださいよ。それ動かしますから(笑」と冗談半分で言ったところ、
即答でOKが返ってきたんです。
そして驚愕するのは、この後
わずか数分でラフ絵を上げてきたんですよ。
しかもその絵が個人的にツボに入り、「これで動画を作ったら楽しいことになるに違いない。」と確信した私は、早速そのままたまごさんにその絵を仕上げてもらうようお願いし、私は私で曲を完成させようと楽曲作成に勤しむことに。
そしてそのままの勢いで曲完成。この時点ではたまごさんが他の作業で忙しかったので、とりあえず曲だけでもと先に公開しよう思い、自分のサイトにUPした後、暫くしてニコニコ動画にもUP。これが最初にUPした仮バージョンです。そしてその翌日、たまごさんが色んな表情を加えた絵を仕上げてくださったので、その素材を頂いた後、猛スピードで動きをつけて動画を再度UP。これが完成版です。
これが動画をUPするまでの経緯です。
今回こういう流れで動画をUPした後、多くの方々に楽しんで頂いて本当光栄で、大変感謝しております。私も非常に楽しく作らせてもらったので、これからも沢山の方が今回の動画を楽しんでいただけたら幸いです。でも本音を言うと、作った自分たちが楽しかっただけで十分だったので、現時点の反響に関しまして、
まるで他人事のように実感がありません(笑
最後に、VOCALOIDという非常に楽しめるソフトを開発した
YAMAHA様、その発売元の
クリプトン・フューチャー・メディア(株)様、バーチャルシンガー「初音ミク」のキュートなボイスを担当された
藤田咲さん、初音ミクの素敵なキャラクター絵を描かれた
KEIさん、とてもかわいいデフォルメを描いてくださった
たまごさんに最大の敬意をここに表させていただきます。
そして今回の動画を楽しんでくださっている皆さんに最大の感謝を。
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