ウゴカスモノ
えーどうもお久しぶりです。最近
お腹が急降下しっぱなしのOtomaniaです。
少々前の話になるんですが、私の友人が結婚し、そのパーティーのお誘いを受けたんです。ここ最近あまりコンタクトがなかった相手なので、突然の誘いながらも嬉しく、二つ返事で快諾しました。そしてそのパーティーの数日前、別の友人からそのパーティーでの打ち合わせをしたいということで話し合いました。
その内容とは。今回はめでたく結婚する彼は音楽活動をしており、その仲間が新郎へのお祝いとして、楽曲を生演奏するという演出を施そうということだったんです。私はその席ではPA、つまりミキサーを弄ったりして音のバランスをとったりするスタッフとして借り出されました。
そしていよいよ当日、現場に到着。お店を貸し切ってたんですが、そのお店の雰囲気の良いこと。ここでなら
パーティーを何度もするために結婚繰り返してもいいかもと思えるほどの素晴らしい空間でした。
本番まであまり時間がないため、手っ取り早くリハーサルを済ませていざ本番。新郎新婦が登場し、来客へのキャンドルサービスが始まりました。普段はカジュアルな格好ばかりしている彼も、この日だけは全くの別人で、馬子にも衣装とは言ったものだなぁと内心頷いていました。
いよいよパーティーが開幕。我々の出番は終盤あたりなので、今がチャンスとばかりに、最初の
乾杯直後にシャンパンを6~7杯(友人からぶんどったものを含む)一気に飲み干してスタートダッシュをかましまし、和気藹々と談話していると、あっという間に出番がやってきました。
そして生演奏スタート。すると場の空気が一変しました。
言葉では形容しがたい非常に心地の良い雰囲気でした。できれば単なる聴き手に回りたかったほどです。こういう感覚ってライブならではの醍醐味ですよね。CD等のメディアを介しては中々味わえないものです。それを聴いていた新郎は、感極まって思わず涙ぐんでいました。彼のそういう姿を見るのは初めてでした。
「ああ、人を感動させる事って素晴らしいな。」と改めて感じた日でした。私もそうやって人を感動させる作品をこれからも作っていきたいと思え、とても良い刺激になりました。もっと色んなものを学んで、それを自分の中でうまく消化していきたいと思えた一日でした。
おめでとう友人。末永くお幸せに。
Comment