私的名盤紹介 01 ~落ち込んでいる時~
えーどうもこんにちは。Otomaniaです。
先日、友人と会話していたんですが、その際に友人が「落ち込んでる時や元気の無い時に聴いてる曲って、意識していなくても偏るね。」なんて事を言っていたんです。その会話の後、自分自身は落ち込んでいる時にはどんな曲を好んで聴いているのかなーなんて考えてみた所、いくつか浮かんだので、その内の数点をご紹介したいと思います。
■トム・ウェイツ 「アサイラム・イヤーズ」
独特のだみ声で、一度聴くと忘れることのできない特徴的な声色のトム・ウェイツ。その彼のベストアルバムの1つです。中でも一番好きなのが、9曲目に収録されている「トム・トルバーツ・ブルース」で、彼がだみ声で、どうしようもない人間たちの模様を歌うんですが、まるで嘲笑しつつも愛情を注いでるかのようなその声がとても優しく、とても癒されます。
■キャロル・キング 「Tapestry」
名前や曲名は知らなくても、「あ、この曲聴いたことある。」と思うほどの名曲を持つ彼女。日本でもTVCM等で他のアーティストがリメイクした楽曲をよく耳にします。中でもこのアルバムの完成度は秀逸で、落ち込んだ時には「So far away」や「It's too late」、「You've got a friend」が心に染み渡ります。
■シアターブルック 「SPACIAL」
佐藤泰司率いるロックバンドのベストアルバムで、彼の奏でるスケールの大きな「愛」はとても力強く、そして慈愛に満ちているかのようです。中でもおすすめは1曲目の「ありったけの愛」と11曲目の「まばたき」です。両曲とも上の2枚とは違って、癒されるのではなく、元気をもらえる曲です。
■hide 「Ja,Zoo(ヤズー)」
惜しまれつつこの世を去った元「X JAPAN」のhide。彼の遺した曲で個人的に好きなのは、「HURRY GO ROUND」です。まるでメリーゴーランドのように万物は周り巡る、というメッセージ性を含んだ詩は、冬のような厳しい時代が来たとしても、また必ず春の陽気のような穏やかな日々がやってくるだろうという、とてもポジティブな歌に私は聴こえて、前向きな気持ちになれる曲です。
まだ色々ありますが今回はこの辺で。気が向いたらまた私的な名盤をご紹介しようかと思います。
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