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2006/07/13

「耳折れ兄弟」と「長い長いおさんぽ」の感想
えーどうもこんにちは。現在ダイエット中のため、毎日空腹とバトルしているOtomaniaです。

先日ご紹介した、「耳折れ兄弟」の単行本が早速到着しました。(先日の記事はこちら)



えー簡単かつ率直な感想を述べると、一言で言えば可愛い。二言で言えば超可愛いです。それだけだとあまりに簡素なので、ちょっとだけ詳しく個人的感想を書かせてもらいます。

まずはアトムくん&ルークくんの紹介から始まり、大半はブログ「耳折れ兄弟」の記事をベースとした写真と文章で構成されていて、のんびりとした雰囲気がいっぱいです(中にはちょっとしたドタバタ劇もありますが(笑)。そして最後にはブログにはUPされていない未公開画像が。これがまた可愛いんです!

暫くは心の栄養剤になりそうです。猫が好きな方には楽しめる内容だと思いますので、興味のある方はご購入を検討されてみてはどうでしょうか。どうやらもうすでに重版も決定されたようで、まだまだヒートアップしそうな予感です。

耳折れ兄弟―アトムとルークのノンキな日常 (単行本)
耳折れ兄弟―アトムとルークのノンキな日常 (単行本)


そして今回、折角本を購入するんで、前々から買おうと思っていたけど、買うのを少々躊躇っていた本も、ちょっと勇気を出して同時に注文しました。



須藤真澄さんの「長い長いさんぽ」です。

この本の内容を簡単に説明すると、須藤さんご自身が16年間一緒に暮らしていた愛猫「ゆず」。その「ゆず」が晩年を迎え、最後は天に召されるまでの事を綴った漫画です。

どうしてこの本を購入することに躊躇していたかというと、以前、私も須藤さんと同じように愛情を注いでいた猫が亡くなった経験があり(当時の記事はこちら)、この本を書店等で見かけると、その当時の気持ちが蘇ってきて、直視できなかったからなんです。でも今回、愛猫の死を経験した須藤さんが、どういった気持ちだったのかが知りたく、思い切って買いました。

やっぱり泣きました。やはり共感できる部分がありました。須藤さんも私も、愛猫の最期の瞬間に立ち会えることができなくて、その時の気持ちがかなり似ていました。ただこの本、全部が全部「泣き」要素だけではなく、「ゆず」に関する楽しかったこと、面白かったこともふんだんに散りばめられており、所謂「泣かせる」本ではないと思います。

「ゆず」と共に歩んだ16年間を、何の飾りもつけず、ただあるがままに書き綴った「長い長いさんぽ」。今まで愛する存在を亡くした経験のある方はご覧になってはいかがでしょうか。須藤さんの「ゆず」に対する愛情の深さに敬意を送ります。

人間って、こんなに弱く、強く、そして優しくなれるものなんだなあと思いました。

長い長いさんぽ ビームコミックス
長い長いさんぽ ビームコミックス

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